全ては春とともに

 

滝沢歌舞伎ZEROが千秋楽を迎えました!

おめでとうございます!

『その他 関西ジャニーズJr.』という枠の詳細が発表されそこに自分の大好きな名前があり手の震えが止まらなかった日から今日まであっという間でした。

本当にあっという間。

なぜか今回詳細が発表される前から今江くんが出演する自信は満々にあった。それは去年呼ばれなかったからとかそんなんじゃなくて、なんて言えばいいのかわからないけど根拠のない確信

丈六のおっちゃんにも「なんで出演者決まってないのにチケット取ろうと思ったん?」と聞かれ「なんか!わからないけどすごく今年は絶対出演する!!って感じたんです」って必死な顔して答えたら「変なやつやなぁ〜」ってガハハと優しく笑われた

 

過去に滝沢歌舞伎を新橋で観劇したことがあるから演目や雰囲気、美しさとか厳しさとかを直接この目で見たことがあって、だからなんとなく想像がしやすかった。

他をあまり知らないのにわかったようにいうと滝沢歌舞伎は少し周りの舞台と雰囲気が違う。

ピリッとしてるというには心地よくて、穏やかというには背筋が伸びる。

そんな伝統的で独特な滝沢歌舞伎に今江くんが出演できたらそれは絶対に今後の道を進むための新しい武器になるだろうなってずっとずっと思ってた。

思ってたからこそいざ出演するとなると緊張が止まらなくて。初日を迎えてから自分が入る日までは本当に少しでもぼーっとすると頭に滝沢歌舞伎ZEROって文字が頭に浮かんでは涙が出そうになった。

実感が湧いてるような湧いてないような、ふわふわ足がついていない気分

当日もそんなふわふわした気分のまま京都にある南座に向かった。京都は今江くんの出身地。修学旅行でしか訪れたことがないこの地に今江くんを観に行くことを目的としていくことが出来る未来なんて考えてなかったから電車の中でもずっと窓の外を見て「ここが京都…」って眺めてた。自分の生まれた地で今江くんは自分を表現するんだと考えるとそれだけで嬉しくてたまらなかった

 

開場するまでは本当にうずくまりたいくらいに緊張した。友達に「大丈夫か?」って笑われて、死にそうな顔で「大丈夫」って答えるくだりを何回もやった。友達とは時間が同じだけで席は違うため入ってからはすぐに1人になってしまったのだけど1人になってしまうとより一層気を紛らわせてくれる人もいなくて緊張がそのままドシッと凭れかかってるそんな気分だった。

 

そんなこんなをしてたら幕は開く。

 

開いて今江くんを見つけた瞬間ブワッ一って一気に色んな感情が流れてきて自然と涙が出そうになった。喜びとか幸せとか嬉しさとかプラスの感情で。

1幕の組曲や腹筋太鼓、浜松屋、総踊りなど全て本当に素晴らしかった。組曲は彼の得意な体を沢山使いそうな踊りで、何かを恐れ耐え打ち勝つという表現をコロコロと表情が変わることによってすごく伝わってきたしその表情が全てとても好きだった。腹筋太鼓は彼のあんなにも必死に辛そうにしている姿を初めてみた。すごく辛そうで、でもかっこよくて。頭を振りながらも声を出して食らいついていく姿から目を離せなかった。そして腹筋太鼓の後すぐに上着を着てバッチバチに踊ってアクロバットを決めたときはもう愕然とした。体力の化け物だな……。浜松屋は珍しく今江くんはボスのような進行役のようなポジションでいつもあまりやらないようなツッコミや引っ張っていくポジションをやっている姿に感動た(感動した相手は女装中)女の子のような可愛い声が出てきた時は本当にびっくりしたしはんなりとした手つきはすごく上手でこういう動作をする機会もっとほしいなぁと思った。そこから本性がばれ一気に男の姿に戻り口上を披露する今江くんは本当にかっこよくて。日本駄右衛門の舞台いつかやってみてほしいなぁと思ったり…。

そして1幕のラスト総踊り。

私はこの今江くんがとてつもなく好きで

桜を挿頭て淡い色の衣装をきてふんわり微笑んで優雅に踊る姿は本当に綺麗で儚い。私の見る限りあまり周りは笑わずに綺麗に舞う人が多いんだどそんな中でふわっと笑っている今江くんが大好きでたまらなかった。(曲がアニメっぽいから嬉しいのかな?と思ってたら数日後日誌で「アニソンみたいやし 衣装も陰陽師っぽい」と想像通りの発言をしてくれたから声を出して笑った)

私の周りにいる今江担もみんなここ大好きって叫んでた人がとても多い印象です

 

1幕が終わった時点で幸せで本当にお腹いっぱいな状態。かっこいい今江くんも可愛い今江くんも愛くるしい今江くんも見れたから「よし、帰るか」って感じで。「え、これ幕間無しの舞台じゃないんですか?2幕もあるって赤字じゃない…?チケットもう一枚必要だったりする…?」って友達にずっと言って呆れ顔をされた(席違うのにわざわざ私の元に来てくれた友達ありがとう)

 

そして(本当に)2幕も始まり鼠小僧という演目。『望んだのは笑いあり涙なし』という言葉通り笑いに徹底してるようで何か寂しさが存在するような空気でした。今江くんは小僧と呼ばれる男の子役で鼠さんのお葬式の列で淳弥くんの着物の裾を掴んでついていったり泣いて座り込んじゃう姿や、江戸の皆が鼠さんについて話して盛り上がって2代目の鼠さんを待ち望んでる時もお団子に夢中になってたりお坊さんにお団子を譲ったり鼻くそをほじっていたり。お丸さんに声をかけて「うるせぇ小僧」と返されいじけてる姿も全て全て細く演じてて本当に五歳児かの様で。とてもおいしくてかわいい役を貰えてそれを自分のモノにしてる今江くんが見れて嬉しかった。台詞が多くないのに演技で感情やキャラクターが伝わってくるのは本当に凄い…

 

そして滝沢歌舞伎ZEROのラストを飾る曲『LOVE』

その日全てを出しきったようなすっきりした優しい笑顔で歌う姿を見た瞬間なんといえばわからないけど全てが愛おしくて幸せでここで時が止まってほしいと願うほどの美しさでした。あの表情は、空間は脳にずっと記憶して一生忘れたくない。多分事あるごとにあのシーンを私は思い出すんだと思う、何年何十年経っても。幸せだって、今江くんを応援できて私は幸せなんだって声が枯れるくらい叫びたくなった。多分周りのほかのファンの皆さんもあの時間はそれぞれ大好きな人に向かってそう思ってて、そんな視線が集まる先で「LOVE」という綺麗な愛の歌を大好きな人達が歌ってて。こんな幸せな空間ないなって思って感動してありえないくらいに泣いた。終わる寂しさとかじゃなくて胸が温かいものでいっぱいになって溢れて仕方がなかった。

幕がしまってもしばらく身動きしたくないくらい胸がジーンとなって幸せのあまりフウ…と息を吐いた。

滝沢歌舞伎ZEROは春の始まりの香りがした。

 

私は滝沢歌舞伎ZEROに今江くんが出演することは素晴らしい機会に、分岐点になるって勝手に確信していた。必ずこれは今江くんの未来を変えるものだって。でもまさか自分の人生観をこんなに変えられるとは思ってなかった。言葉にはできないけどなんだかもっともっと私にもやりたいことがたくさんあって、できることがたくさんあって、もっと一生懸命にならなきゃいけないんだなって強く心に刺さった。そんな気持ちになれたのもこんな素晴らしい舞台に巡り会えたのも今江くんが滝沢歌舞伎ZEROに出演してくれたからで、本当に感謝と幸せでしかない。本当の本当に今江くんに出会えた私って幸せ者なんだ〜!みんなにそう言いふらして回りたいといつもより強く強く思った。

 

今回滝沢歌舞伎ZERO南座公演の期間中に関西ジャニーズJr.は色々大きく動いておめでとうという気持ちと同時に不安になったりもどかしくなったりもしたけどそこから手を引いて明るい場所まで救い上げてくれるのも今江くんだった。卵が先かひよこが先かみたいな話になってしまうけど、それでも何があってもやっぱり応援したいのは関西ジャニーズJr.の今江大地というアイドルだった。これから先どうなっていくのかなんて分からないけど周りよりも後ろでもいい、出番が少なくてもいい、どこにいたって貴方は私の中で誰よりも輝いてかっこよくて可愛くてそんな貴方を見れるのが私にとっての幸せなんだから。だから、、だから自分のやりたいことをやってください。やりたくないことなんてやりたくないもんね。でもその後に『そのために頑張る』という言葉をつけるのがなんとも努力家で心優しい貴方らしいなぁって思ってます。自分が思うがままに動いてください。色んなことに挑戦してください。なによりも心から笑えるように生きてください。そうやっていてくれるのなら私はすごくすごく幸せです。

 

本当に本当に滝沢歌舞伎ZERO南座全32公演お疲れ様でした!!本当に本当に大好きです!!!!

 

美味しいラーメンたっくさん食べてね!!!

 

終わり